今日は過去の話をします。
私は中学生の時不登校でした、学校に行かずに家に引きこもってました。けど外に出ないと健康に悪いと思い毎日どこかしらに出かけてました。
私は、少し古いスーパーやショッピングセンターが好きです。土日になっても混雑しないような所が好きですそんな場所を追い求めて辿り着いたのが
マルナカ
です。
商品が安いわけでもなく、人が少なすぎる訳でもない全てにおいて完璧でした。
1階が食品とクリーニング屋2階がゲームセンターと小さい食堂と店舗を構えてない服屋。
まさに私の理想の店でした、そしてマルナカと言う名前も唆られます。
学校に行ってないので、同級生に会いたくないので遠い場所まで自転車を飛ばして週に3回ほど行ってました。
近所にあるショッピングモールは、自分には大きすぎて疲れます。色んな店大勢の人受け入れるには時間がかかります。
けど、マルナカはそんな私の心に寄り添ってくれるそんな優しさを感じました、狭すぎず広すぎず居心地の良い空間を届けてくれていました。
今あるショッピングセンターの半分はイオンな気がします、そんな中名前を変えずに営業しているマルナカが大好きでした。
しかし悲劇は突然訪れます
ダイエー
に店舗名を変更したのです、イオンに名前を変えたらそれこそ絶望でしたが、ダイエーなので許容範囲です。
けど、青春時代をマルナカで過ごした私は店舗名変更にかなりショックを受けました。中身は一切変わってないのに名前が変わっただけなのに、とてつもない絶望感に襲われました。
時代の波でしょうか、過去にあったショッピングセンターの名前が全てイオンに変わっていった時の生き残りのマルナカが、ダイエーに変わりそして行き着く先はイオンなのです。
流行りの波に遅れて乗った感じなんでしょうか、中身はあの頃のまま見た目だけが変わってしまったそんな元同級生を思い出します。
それが私の愛した店舗マルナカです。