人生で唯一団結した瞬間

お久しぶりです無職です。

大熱をかましておりました。ちゃんとしんどかったです。

本日は季節外れもいい所な卒業式の話をします。

 

10年ほど前の話です、私たちは当時小学5年生でした。5年生は6年生の卒業式に出席しなければいけませんでした。その練習中に起こった出来事です。

 

体育館でパイプ椅子を並べ、私たちも本番のような練習をさせられていました。座席が決まっており、私はクラスが切り替わる列に居たので、ほかの列より人数が少なかったのを覚えてます。6列で並んでいましたが私たちは4人しかおらず、見つかりにくいポジションにいたので、ラッキーとしか思っていませんでした。それが後に悲劇になります。

 

卒業式の練習は通しで2時間ほどあり、贈る言葉別れの言葉などをやっている内にあっという間に2時間が経過していました。そして6年生が退場した後、5年生だけが体育館に残されてしまいました。先生達の熱血指導が入ります、声が出てないや姿勢が悪いなど、お決まりの指導が入ります。かれこれ2時間以上経過してました。冬の寒い空間に長時間取り残されていたら、耐えられないのが、

尿意です

 

私が座っていた隣の席の男子仮にYくんとしましょう、彼がずっとソワソワしているんです。彼が端の席だったらどれほど良かったでしょう、残念ながら彼の席は⬇

UWY私

でした、Uは女子でWは男子でした。

私は思いました明らかにこの子トイレを我慢している、このまま行けば最悪の結果になるに違いないと確信しました。

私たちの席は一番後ろで、目に付きにくく先生たちからも見えずらい場所でした、それをいいことにサボりまくっていたツケが、今ここで回ってきてるんだと。UもWもYの様子がおかしいと、気づいていました、Uとはよく喋りますが、Wとはそんなに喋った経験が無かったのにも関わらず、目をあわせ先生の指導が終わったタイミングで、3人同時に

「「「先生休憩したいです!」」」

と言いました、クラスでそんな目立つタイプではなかったのであっさり、休憩が貰えました。Yはその後全力でトイレに行き事なきを得てました。あの時の団結力は忘れられません。